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平織りは、たて糸とよこ糸が1本おきに上下するもので、組織のう ちで最も簡単ですが、交錯が最も緊密な組織です。このことから、平 織りの織物は、丈夫なのが特徴で、最も広く応用される組織です。 |
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綾織りとも言われ、3本以上のたて糸とよこ糸が組み合わされ、織 物の布面に斜文線(綾線)と言われる畝が斜めに現れる組織です。 この組織は、平織りに次いで実用的な組織です。 |
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繻子織りは、織物の布面にたて糸またはよこ糸ばかりが表れ、きわ めて滑らかで綾線が表れない組織です。5本以上のたて糸とよこ糸で 作られ、交錯はたて糸またはよこ糸の1本だけです。織物は柔軟で光 沢が最も強いけれども、交錯点が少ないのであまり強くないのが短所 です。 |