<概要>
平成9年度の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)との共同研究で、工業
試験場実験棟屋根に200kWの太陽光発電システムを設置しました。研究は石川県金沢
市における太陽光発電システムの長期運転実績を収集し、普及促進に有効な実証データを
得ることを目的としています。計測したデータはNEDOへ送信され、NEDOで蓄積され
ています。データの計測は平成13年度まで継続して行います。

 また、本システムは、(財)新エネルギー財団主催の「新エネ大賞」(21世紀型
新エネルギー機器等表彰の導入事例の部)において、最高賞である、通商産業大臣賞
を受賞しました。

<装置の特徴>
@ 一カ所の集中設置では国内最大級(200kW)
A 築14年経過した既設屋根に設置
B 耐震性を考慮して、太陽電池を南北均等配置
C 積雪による発電効率の低下を防ぐため融雪機能を付加
D 屋根との一体感性、防水性、軽量化、工費削減等を行うため雪止め金具を使用
E 同一屋根に、2種類の異なる結晶系太陽電池モジュールを設置
F 各種センサを充実し種々のデータ計測が可能

太陽光発電装置設置の全景

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