令和元年度研究外部評価(事前評価)


整理番号 テ ー マ 名 評価点 総合評価
 19-P1  ブルーレーザを用いた銅の溶接・積層造形技術の開発  16.6
研究期間 令和2年度〜令和4年度(3ヵ年)
研究概要 ブルーレーザ肉盛積層装置を用いて、銅などの難加工材に対して基礎的加工実験を行い、レーザ照射条件と加工特性との関係を明らかにし、溶接および積層造形の実用技術を確立する。

外部評価委員のコメント

・新分野の開拓に関して研究成果が適用できるように頑張ってください。新しい装置成果を期待しています。
・ニーズも大きく先端的な研究であり、意欲的な取り組みが期待されます。学術的な成果の普及にも努めてほしい。
・個々の施工品のバラツキ低減の為の信頼性評価や市場への展開といった用途開発を進められることを願っています。
・基礎的なデータの収集は公共研究機関の重要な業務であり、レーザ加工に関する様々なデータを収集・公開してほしい。産学官の協力体制を作ってください。
・当社製品への適用が可能な研究テーマとなっており、その成果は他の県内企業を含めて効果が大きいと考えます。
・銅の難加工性に対応した良いテーマであると思います。まずはFSからですが、一般ユーザ使用時にもそれぞれの用途に適したFSからスタートとなると思います。企業のFS期間短縮のためにも明確な品質確保さらにはデータベース化をしていただければ、なお良いと思います。
・可能性を追求する段階であるが、早めに見通しを付け、実用・応用の具体的な開発へ進んで欲しい。ブルーレーザ自体の進化とも関係するので、両面での視点も必要と思われます。
・汎用的なオペレーションノウハウ研究に留まらない独創的な成果、更に競争力のある実用化の見通しを期待したい。
・国内はもとより世界的にもこれからという事で、まさに工業試験場でしかできない事と思いますので期待しています。