平成30年度研究外部評価(事前評価)


整理番号 テ ー マ 名 評価点 総合評価
18-P4 金ナノ粒子を用いた色彩金箔の開発/TD>  15.6
研究期間 平成31年度〜平成32年度(2ヵ年)
研究概要 金箔の新分野への用途展開を目的として、金箔表面を金ナノ粒子で着色することにより、従来の金色とは異なる彩色された金箔を開発する。

外部評価委員のコメント

・新しい商品開発につながるのではないかという感じがします。工芸品の分野でも使えるようになることを期待します。
・金箔の上に金ナノ粒子を堆積させることによって種々の色彩をもった金箔を開発することを目的とした研究であり、独創性が高く、実現可能性も高いです。ぜひ研究期間中に製品化を目指していただきたいです。
・石川県の重要な特産物であるので、新しい市場を作る可能性を秘めていると思います。今後の成果を期待します。
・工芸品や贈答品での新たな製品開発に加え、金沢では金箔ソフトクリームを食べるといったように金箔へのイメージが定着しており、観光にも大きく寄与すると期待します。
・新たな金箔需要が見込まれる研究であり、成果が期待できます。
・従来の金箔に関し、長所・短所・課題等を分析・把握しておく必要があります。
・金箔自身に特に金沢の特産品ということで特別な付加価値があるので、地元から発信する事業として大きな価値があると感じます。色が違うということは「他の素材でもよい」ということにもなりますので、何かそこに金を使っていることの極立った特質や目に見える差別点がわかる形になるよう、開発をしていただければと思います。
・何にどう使うかが重要です。コスト高は初めからわかっているので、高付加価値な用途が何かを検討ください。