平成30年度研究外部評価(事前評価)


整理番号 テ ー マ 名 評価点 総合評価
 18-P3  導電性繊維の加工技術に関する研究  15.8
研究期間 平成31年度〜平成32年度(2ヵ年)
研究概要 人体のバイタル信号を簡易的に測定するスマートテキスタイル製品などに用いられている導電性繊維について、従来と同程度の電気抵抗値を有し、風合いにも優れた新たな加工技術を開発する。

外部評価委員のコメント

・繊維に機能を持たせ、付加価値をつけることは必要だと思います。スマートテキスタイル向けで範囲が広すぎる感はありますが、大きな可能性のある分野だと感じます。繊維は、撚り・織り・編・染色等工程が多い業界のため波及効果が大きく、成果を期待します。
・本研究の方法によるコスト面のロス削減や性能向上が達成できるよう努力してほしいです。
・導電性繊維の新たな加工方法、低コスト化技術に期待します。
・スマートテキスタイルの開発研究フェーズは基礎研究から製品化へと移ってきているように思います。連携先を絞って、対象製品も固定した研究のほうが効率的だと思われます。
・研究の背景は理解できますが、研究のアプローチや技術が単一で内容に幅が足りないと考えます。ここまで絞り込んだ進め方なのですから、研究の出口やアプリケーションといった明確な目標を見据えてほしいと思います。