平成29年度研究外部評価(事前評価)
整理番号 | テ ー マ 名 | 評価点 | 総合評価 |
17-P4 | 柔軟性材料への漆塗膜形成技術の研究/TD> | 15.6 | B |
研究期間 | 平成30年度〜平成31年度(2ヵ年) | ||
研究概要 | 漆を織布や皮など柔軟性のある材料へ塗装する条件を見出すため、漆塗りの膜厚と面積や乾燥条件が異なる多様な塗装試料を作製する。それらの物性試験により、最適な塗装条件を探索する。 | ||
外部評価委員のコメント |
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・新たな素材開発であり、日本の伝統技術である漆とテキスタイルとのコラボレーションで、世界ブランドへの採用も期待します。 | |||
・着目点はよいので、最終的に商品となるような視点で取り組んでください。 | |||
・漆の優美さ・質感で、日本の技術と伝統を海外に発信できるものづくり技術の確立を期待しています。 | |||
・新しい可能性はあります。ファッション分野に漆をアピールしてください。 | |||
・本件は調査研究的要素が強い研究ですが、将来への期待が高い内容だと思います。 | |||
・石川の伝統技術である輪島塗・山中塗と、石川の高い繊維技術を結びつけ、製品化することは素晴らしい組み合わせだと思います。繊維に塗る漆の開発と、漆が付着しやすい繊維の開発ができればよいと考えます。地場産業の活性化を推進してほしいです。 | |||
・漆を利用したアパレル・ファッション・ステーショナリー・インテリアなどの新たな分野への幅広い商品開発が可能になり、さらに、高貴色漆を組み合わせることができれば、付加価値も上がると思います。 | |||
・繊維生活部で取り組む研究であることから、基布の布作りや糸作りも考慮に入れ、耐久性の向上を目指せば、奇想天外な新製品ができると思います。 |