平成29年度研究外部評価(事前評価)


整理番号 テ ー マ 名 評価点 総合評価
 17-P3  新型半導体スイッチによる低損失電圧変換回路の開発  15.0
研究期間 平成30年度〜平成31年度(2ヵ年)
研究概要 現状の電子機器に内蔵されている電圧変換回路は、電力損失による発熱が大きく、製品の小型軽量化や高信頼性化に課題がある。本研究は、通電時の抵抗が少ない新型半導体スイッチに着目し、これを用いた低損失の電圧変換回路の開発を目指す。

外部評価委員のコメント

 ・従来製品と比べて、性能向上が見込めると思います。早期の製品化を期待します。
 ・電機製品には必ず電源回路が存在するものであり、省電力化が益々厳しく求められてきていることから、取り組むべき必然性は十分あります。
 ・これからは軽量化、小容積化に有効なSiCやGaNの時代になっていくことは確実です。本研究の成果も期待しています。
 ・新型半導体スイッチの企業導入を目指して、研究成果を展開してください。
 ・インバータの小型化によりメリットを定量的に示すことが必要です。目標値の設定は、低すぎると思います。
 ・差別化をお願いします。
 ・高機能化、小型化、軽量化が加速し続けている現在、ポイントは、EMCと熱と考えています。電力損失を半分以下およびEMC耐量アップに期待します。