平成29年度研究外部評価(事前評価)


整理番号 テ ー マ 名 評価点 総合評価
 17-P1  複雑部品のダイレクト生産を可能にする金属3Dプリンタのインテリジェント化に関する研究  15.5
研究期間 平成30年度〜平成31年度(2ヵ年)
研究概要 3Dプリンタにより複雑形状部品をダイレクト生産するため、個々の部品品質のバラツキを小さくする造形プロセスの状態センシング技術を確立する。また、造形物の表面粗さを小さくする造形方法の高度化を目指す。

外部評価委員のコメント

 ・実用性が高く、横展開も期待できると感じます。他には類を見ない手法の開発に期待します。
 ・製品化・実現性が高い研究と思われます。特に状態センシング手法の確立に期待しています。
 ・3Dプリンタによるダイレクト生産の実例が少ないことから、重要性はあるかと思います。QCD(品質、コスト、納期)を意識した実用性の高い研究成果を期待します。
 ・AI利用や熱解析を含めた真のインテリジェント化を目指すことを期待します。ダイレクト生産へ繋げるためには、強度・耐食性など材料の物性評価も重要です。
 ・機械の制御など、装置メーカの協力に頼るウエイトが大きいように感じます。造形プロセスの見える化は生産技術として望まれている技術であり、成果に期待します。
 ・大変な量の実験と解析を必要とすると思います。装置メーカとの役割分担など十分に協議して進めてください。
 ・造形品質に影響するパラメータが多く、研究期間内に有用な成果が得られるか心配です。また他の研究例をよく調査し、実験が重複しないよう進めてください。
 ・例示サンプルを設定し、技術のBefore/Afterが明確にわかるように進めてください。