平成29年度研究外部評価(事後評価)
整理番号 | テ ー マ 名 | 評価点 | 総合評価 |
17-C4 | 高付加価値色素増感太陽電池の開発 | 10.0 | B |
研究期間 | 平成27年度〜平成28年度(2ヵ年) | ||
研究概要 | 色素増感型太陽電池の高付加価値化を目的に、多色の色素と伝統工芸材料の金箔との組み合わせについて検討した。その結果、室内光でも変換効率が変わらず、意匠性に優れる太陽電池が試作できた。 | ||
外部評価委員のコメント |
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・目標を達成できたことは評価できる。県内の伝統産業による製品化を期待します。 | |||
・石川県金沢らしいアイデアであり、県内の中小企業が受け入れやすい技術開発です。アイデア次第でさらに広がる可能性があり、期待できます。 | |||
・着眼点が素晴らしいと思います。伝統文化+エコの融合という新たな発想に期待できます。 | |||
・カラフルな太陽電池で、特に伝統工芸の金箔を利用したところが着眼点として好ましいです。 | |||
・機能分化をすることが必要だと思います。デザインと機能を融合することの意義がわかりにくいです。 | |||
・商品化普及に関して、もう少し検討を重ねていったほうがよいと思います。 | |||
・金箔の使用を意識するあまり、これまでの技術を活用できなかったと思います。 | |||
・金箔を使うことになった理由が伝統工芸の活用というだけでは、目標として妥当性が良くわかりません。 | |||
・石川県の伝統産業として着目した点は面白いですが、7mWの発電では効率的でなく、実用化に対する魅力に欠けているように思います。 |