平成22年度研究外部評価(事前評価)
整理番号 | テ ー マ 名 | 評価点 | 総合評価 |
10−P1 | 熱可塑性CFRPシートのプレス成形技術の研究 | 15.2 | B |
研究期間 | 平成23年度〜平成24年度(2ヵ年) | ||
研究概要 | 熱可塑性CFRPシートのプレス実験を行い、実際の金型の温度変化や加圧力などの成形データを計測し、三次元形状成形品の強度等の物性などの品質の変化を評価する。 | ||
外部評価委員のコメント |
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・将来に向けた長期の研究となりますが、継続して取り組んで下さい。 ・他部との連携、機械、繊維、化学関係企業とのコラボに期待します。 |
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・プレス品の寸法目標を明確にして下さい。浅絞り、深絞り、異形状で加工の難しさが大幅に変わってきます。 | |||
・地球環境負荷(CO2削減)低減に向け将来必ず必要となる技術である。日本はCFRP技術・シェア共に世界をリードしており、航空機のみならず、次世代電気自動車用部品の採用・実用化拡大が期待できる。 | |||
・繊維部門とのコラボレーションを希望します。 ・市場ニーズと業界の動向を調査した上での開発を希望します。 |
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・シートの加工技術にとどまらず、接合・切削技術とその特性評価も含めて頂きたい。適用用途は広く、期待は大きい。 | |||
・なぜプレス加工なのか。金型などコストも必要で国内でアルミ使用の自動車などはあるが、ユーザ、用途などもっと具体的にしたらよい。 | |||
・プリプレグシートの品質、プレスの条件等で各工程毎の目標を明確にして研究を進めて下さい。 ・技術の難易度、ポイントは明確にして下さい。 |
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・7月6日(火)の成果発表会の特別講演を聞かせて頂いた。この分野の県内産業及び企業の発展を大いに望む。 | |||
・基礎的実験と実験に基づくデータの分析が重要であると思われる。 | |||
・目標における「良質なプレス」の意味(達成度)を明確にした方がよい。 ・現状プリプレグは高価である。このプロセスを実用化するにはトータルでのコスト削減を考慮する必要があるが、その部分が明確化されていない。 |