平成21年度研究外部評価(事前評価)
整理番号 | テ ー マ 名 | 評価点 | 総合評価 |
09−P5 | 食器洗浄機に対する和絵具の耐久性に関する研究 | 16.7 | B |
研究期間 | 平成22年度〜平成23年度(2ヵ年) | ||
研究概要 | 近年、食器洗浄機の普及から、「九谷焼製品は食器洗浄機で洗浄できるのか」との問い合わせが増えている。これに対応するため、九谷焼で使用されている和絵具について、食器洗浄機を想定した耐久性の試験を行う。また、無鉛和絵具に関しては絵具組成を変化させることにより、耐熱水性や耐アルカリ性に関する知見を得る。 | ||
外部評価委員のコメント |
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・業界の指導に生かされていくことを望みます。 | |||
・比較のため、九谷焼以外の食器についてもデータ取りすることを考慮願いたい。 | |||
・食品の安全・安心のみならず、食の場に付随する物の安全・安心も重要である。九谷焼の名声をさらに高める為にも、当該研究は重要である。 | |||
・食器洗浄機メーカーの評価法を入れるべき。市場に出す際、その方がスムーズにできると思います。 | |||
・食器洗浄機はエコにも関連し、今後ますます普及すると思われる。一方、九谷焼の生産量の半分近くが食器類という事でもあり、食器洗浄機に適合しなければ使用を敬遠されかねない事態となってしまい大きな痛手となる。早急に研究というよりも耐久性試験の実施が必要である。 ・又、今後の和絵具の研究は、耐久性は必須条件になると思われる。 |
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・九谷焼にとって重要な知見研究と思う。 ・市場性も必要ながら、本来の良さを失わない考え方も大事では。 ・絵具の改良、開発には、十分役立つと考えられる。 |
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・業界の状況を考えれば、短期間で成果を望みたい。 | |||
・現代のライフスタイルの変遷に対して、製品改善を行うことは当然です。 ・中小の多い産業分野ですので、県や組合で取り組むのは良いことだと思います。 |
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・重要なテーマを短期間で成果が挙げられるように、どこまで評価して、どういう方針で改善するのか、効率的に研究を進められるよう配慮して頂ければ幸いです。 | |||
・化学的検討に関して良く計画が作られている。実用化を目指すには、物理的な面からの検討を加えることが望まれる。 | |||
・浸漬法を利用とのことですが、洗浄機を使用した場合、衝撃、温度(加熱 冷却)の影響がでる可能性があるので、このことも考慮して下さい。 ・分析法は? |