平成20年度研究外部評価(事前評価)


整理番号 テ ー マ 名 評価点  総合評価
08−P3 スーパー繊維の高機能化に関する応用研究  16.8
研究期間 平成21年度〜平成22年度(2ヵ年)
研究概要 スーパー繊維に対して前処理(活性ガス処理法)を行い、繊維表面に官能基を導入して活性を高めた後、後加工により機能性物質を固定化する手法について検討する。この前処理及び後加工技術を、連続した長尺生地にも適用できる実用的な水準にまで高める一方、本加工法により機能性を付与したスーパー繊維素材を用いて高付加価値製品を試作する。

外部評価委員のコメント

 ・最重要な課題、是非実現したいものである。
 ・処理による環境への影響や必要なエネルギーの量等も考え、成果との比較の上で研究をすすめていただきたい。
 ・すべての欠点をカバーするのがむずかしければ、使用される場所等を限定したり、又は特化した繊維を目指す事で、需要が出てくるのではないか?
 ・製造方法の中での環境安全性にも配慮することも必要かと思います
 ・目的は優れているので安全性を十分考慮して進めることが大切。
 ・アラミド繊維が極めて優れた特性を有しながら加工が困難な理由で大きな展開が進まない。今回のアイデアは活性ガス処理等を応用し、主に表面加工性を向上させるものであり、予備実験もできている。高耐久性の加工はできないかも知れないが、耐UV性などでは期待できる。