平成20年度研究外部評価(事前評価)


整理番号 テ ー マ 名 評価点  総合評価
08−P2 組込みOSを搭載したFPGA基盤システムの開発  15.8
研究期間 平成21年度〜平成22年度(2ヵ年)
研究概要 入出力画面の表示やファイル保存等を容易に行うことが可能なFPGAシステムを開発し、県内企業の製品(計測装置、検査装置、制御装置などの電子機器)の小型化や低価格化を可能にする。

外部評価委員のコメント

 ・基盤システムの機能仕様を明確にする必要があると思います。但し、汎用性を考慮して下さい。
 ・FPGA化しましたが、判定処理は簡単な事しか出来ない。必ずPCが必要となります。これをさらに開発する事でFPGAボードだけで置き換える事が可能となります。(応用性がある)
 ・マイコン搭載、OS・・・、GUI・・・、と活用機会が益々増えると思います。
 ・高機能化、PCレス化に向けて開発をして欲しい。
 ・中小企業の固有ニーズをいかに取り込み有用化するかがキーとなる。さもないと苦労の割には、最初から半導体メーカーに任せれば良かったという話になりかねない。
 ・汎用的なFPGA(PCレス)プラットフォーム開発について、性能・コストを維持しながら実現する事は非常にチャレンジングなテーマ設定と思われます。
 ・計画的なマイルストーンの明確に、実現仕様、追従性について今後、深堀をお願いします。
 ・低コストでシステムが実現できる事が企業にとって大きなメリットと考えます。
 ・市販品にてGUIやファイルアクセスを実現した製品がない理由をもう少し調査した方が良いと思われる。
 ・LinuxはこのFPGAに専用化されると思いますが、パッチ等メンテナンスをどうするか明確にした方が良いのではないか。
 ・仕様を明確にして開発を進めると良い。
 ・開発(特にソフトの組込み)が大変と思いますので、頑張って下さい。
 ・開発後、陳腐化しないで維持してゆく方法を考えて頂きたい。
 ・是非、目標が達成できることを願っています。
 ・チャレンジングなテーマである。
 ・道路計測装置のような、わずかなGUIと通信機能のためにPCを必要とする無駄をとりのぞく可能性がある。
 ・ただし、2年間の研究、開発スケジュールについては、あらかじめ十分検討し、フィージィビリティのある計画をたてられることをすすめる。
 ・十分な市場性が担保されているか判りませんが、研究開発を進める価値があると思われる。