平成19年度研究外部評価(事前評価)


整理番号 テ ー マ 名 評価点  総合評価
07−P5 紫外線利用による合成高分子の高機能化技術の開発 16.6
研究期間 平成20年度〜平成21年度(2ヵ年)
研究概要 シクロデキストリンの持つ吸着性能を活かした製品開発を行うため、合成繊維(ポリエステル、ナイロン等)やプラスチック製品の表面へシクロデキストリンを紫外線で固定化する材料(プレポリマー)の開発と固定化技術の確立を目指す。

外部評価委員のコメント

 ・CD(シクロデキストリン)以外の素材も活用?
 ・何をCDの中に入れるか?で用途が決まります。架橋型での付与は、その点に集中して欲しいと思います。
 ・光重合の方は、コストを意識して進めて下さい。
 ・テーマとしては、とても面白いのでアイデアを広く県内から求めてみては?
 ・今後の加工技術として実用化をめざして取り組みを期待します。
 ・多くの方向への用途の展開が可能であるように思える。ぜひ、成功させていただきたい。
 ・場合によっては、漆器やプラスチックにも応用できる可能性がある。
 ・用途効果の内、フィルター効果の高い部門をもっと紹介出来る様にすれば、実用性が高くなる様に思います。
 ・例えば、漆研物廃液のフィルター効果があれば、下水に流さず、浄水化可能なタンクを考えたい。(朱漆研液)
 ・CDのみに限らず、この技術を確立しておけば、色々と応用が可能となる。衣料用、非衣料用、両方への展開を考えながら進めるとよい。