平成19年度研究外部評価(事後評価)
整理番号 | テ ー マ 名 | 評価点 | 総合評価 |
07−C6 | 光エネルギーを利用した環境適応型染色システムの開発 | 12.3 | A |
研究期間 | 平成17年度〜平成18年度(2ヵ年) | ||
研究概要 | 高機能で低価格の半導体レーザーを繊維の発色に利用することで、インクジェットプリントに対応した環境適応型の迅速染色システムの開発を行った。具体的には、半導体レーザーとスキャニングシステムを用いたレーザー発色試験を行うための簡易型発色試験装置を試作し、連続発色に関する基礎技術を確立した。 | ||
外部評価委員のコメント |
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・レーザー光のエネルギーが現在と比較してどうか。 ・品質風合い等のチェック |
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・省エネルギー型技術開発として、とても期待しています。 ・インクジェットにこだわらず、レーザー光による発色技術としての継続を希望します。 ・1/14でなく、1/2でも十分です。 |
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・研究の背景にあるエネルギーの節減や環境対策に対する見通しや数値比較を進めて欲しい。 ・半導体レーザーが進歩しており、実用化に期待したい。 |
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・実用機が経済的価値をともなって開発される事を期待します。 | |||
・更なる省エネルギー対策(水、熱なし)の実用化=レーザであるならば、大いに期待したい。 ・繊維業界が発展する可能性の高い技術であると思う。 |
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・実用的な面へ展開できるよう(巾と速度の面)にすべき。 ・装置を他方面に応用できないか。 |
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・インクジェットプリントの実用化は進んでいるが、染料を付与した後の処理に新しいアイデアがなかった。本研究は付与した染料の固着に対する新規方法の提案であり、今後の展開が期待される。 ・実用化を目指すためには時間が必要であるが、継続すべき技術である。 |