平成19年度研究外部評価(事後評価)


整理番号 テ ー マ 名 評価点 総合評価
07−C4 ユニバーサルな施設のための音声・音響システムの開発 12.3
研究期間 平成17年度〜平成18年度(2ヵ年)
研究概要 公共施設のユニバーサル化に伴い急増している音声案内は騒音として問題視されはじめている。そこで、騒音の原因となる過剰な案内を減少させ、過剰な音量を周囲の音量にあわせて調整する機能を開発した。それぞれの機能を組み込んだトイレ前触知案内板を試作し実験した結果、騒音低減に効果があることを確認することができた。

外部評価委員のコメント

 ・技術移転が行なわれて、製品化されていることは評価できます。
 ・社会に優しいシステムであり、幅広く利用されることを期待します。
 ・騒音を低減する方法は他にもありますが、音に限らずセンサーという観点で応用範囲が広いと考えます。
 ・デファクトスタンダードを石川県から発信できるのはすばらしいこと。同様の新たな発想を生み出す仕組作りや環境整備にも力を入れて頂きたい。
 ・環境調和型音響システムの開発というテーマ設定は世の中に役立つ有意義な研究であった。
 ・実用化も推進されており、今後共、センサ技術の蓄積と継続的な研究に期待したい。
 ・社会ニーズに対応した適切な開発であると思います。
 ・年令、障害の程度等により人の反応も異なる事が考えられますので、実用における課題をフィードバックされ、更に改良を図ってゆくと良いと考えます。
 ・とても興味深い研究だと思います。いろいろな場面で活用/改善が期待出来る。
 ・非常に良い研究。
 ・実用性の点で高く評価できる。
 ・(適切な音量でくどくふりすぎないようにという)新しい技術を開発されたことを評価します。
 ・今後の発展を期待します。
 ・多くの公共施設での試用を行い、有効性の確認、問題点の検討を行い、成果の普及を期待したい。