平成19年度研究外部評価(事後評価)


整理番号 テ ー マ 名 評価点 総合評価
07−C3 FPGAを用いた高速信号処理システムの開発 11.9
研究期間 平成17年度〜平成18年度(2ヵ年)
研究概要 FPGAを用いた高速信号処理システムを開発した。具体的には、各種センサーが接続可能なシステムをFPGAで構築した。また、FPGAで実行可能な画像処理アルゴリズムを開発し、画像処理アプリケーション向け高速信号処理システムを開発した。このシステムを県内企業が開発する検査装置、監視装置に応用し、小型化、高速化を実現した。

外部評価委員のコメント

 ・技術移転が行なわれ、複数の企業で実用化されていることは大変評価できる。
 ・今後、システムのメリットをアピールし、地場企業への普及を期待します。
 ・PCベースとの共用(インターフェース)も視野に入れても良いのでは。
 ・開発ツール的な事で考えれば、広く応用できると思います。
 ・FPGA開発のスキルがない企業にとっては、大いに有益なテーマだと思います。技術移転を精力的に進めて下さい
 ・技術移転、事業化も決定しており、期待したいと思います。
 ・汎用性やコストとの関係整理が実用化研究に直結すると考えられます。
 ・汎用性を高める事で応用範囲は広がると思います。
 ・試験場の成果としては、もっと広範囲に普及出来るところに焦点を絞って研究していただいた方が更に良かったのではないか。
 ・他のFPGAを使用した信号処理システムとの比較分析も行った上で優位性を明確にして欲しい。
 ・開発コスト、製品コストについて明確にする必要がある。
 ・技術的に困難な所が、このシステムを使うと便利(簡単)になると言った点を明確に。
 ・誰でも利用出来る様に、使用の手引書を作成すると良い。
 ・汎用性、コスト面、高速性、小型化という面をすべて満足しているので高く評価できる。
 ・汎用性、コストについても成果を整理されたほうがよい。
 ・成果の普及に一層の努力が望まれる。特にPCに比べ、汎用性、共通性があるのであれば、コストダウンに有効であることを強調すべき。