平成18年度研究外部評価(事前評価)


整理番号 テ ー マ 名 評価点  総合評価
06−P2 信号発生回路を持つ高機能信号入力ボードの開発 14.0
研究期間 平成19年度〜平成20年度(2ヵ年)
研究概要 高速大容量サンプリングや信号演算、信号収録・再生が可能な高機能信号入力ボードを開発する。これにより、計測装置や制御装置の高機能化を図るとともに、これら装置の開発時における動作検証の簡略化と迅速化を図る。

外部評価委員のコメント

 ・本ボードの開発については目標コストを明確にして進める事が重要である。
 ・独特の技術を明確にしていただけると解りよい。
 ・低コストでセンサーがなくても集録信号を再生できるところがメリットあり。(開発期間短縮が期待できる)
 ・全ての機能を盛り込むのでは無く、FPGAの特性を生かし、信号変換フォーマット、演算機能はライブラリー化し、必要とする機能のみを最小コストで実現する方法も模索すれば実用性は高まる。
 ・有用な開発案件とは思うが、県内数社設備への応用のみでなく、ボード販売会社への技術移転は考えられないかと思う。
 ・コストバランスでの要求はあると思います。
 ・研究結果の展開をどの様な形態で行うか、明確にして進めて下さい。
 ・限定された適用市場(センサ等含め5000万程度の装置)に対する応用技術という感じを受けた。
 ・工期の短縮や低コスト化についての見込(目安)を提示していただければ、効果の度合いがより理解できると思う。
 ・計測器メーカでそれなりのものがあるのではないか?
 ・多目的で@50,000が可能なら市場性もある様に思われる。
 ・具体的な技術移転先のメーカを決め、実用化のコストメリットなどの実用研究をするステップと、それに行く為の前の基礎の研究を分けて研究評価を進められると良いと思います。
 ・どの程度の実用化(汎用性、簡便性を含む)が見込まれるか、不明であるが、成果を期待したい。
 ・本開発の目標設定を明確化する必要有り。
 ・独自のシステム、回路を開発し、県内の多様な要求に応えることが期待できる。
 ・特許などの知的所有権の担保が望ましい。
 ・県内の企業にこの種の技術を普及することが望ましい。
 ・開発のフィージビリティは高い。問題はコスト増である。
 ・動作検証方式(信号収録、再生機能)に関して有用なアイデアを盛り込んだ開発計画である。(開発時の検証困難性などによる人的コストのロスを定量化できれば、機能追加によるコスト増をペイできるかもしれない)