平成18年度研究外部評価(事前評価)
整理番号 | テ ー マ 名 | 評価点 | 総合評価 |
06−P1 | 高周波帯用電波吸収体の材料定数測定システムの開発 | 15.0 | B |
研究期間 | 平成19年度〜平成20年度(2ヵ年) | ||
研究概要 | 電波吸収体の開発コストや期間を削減するため、その設計の基礎データである材料定数を試作品の反射係数や透過係数を用いて測定するシステムを開発する。 | ||
外部評価委員のコメント |
|||
・高周波の散乱などにより測定結果の信頼性確保が課題と思われる。 ・結果については高周波の制御がやり易くなる。 |
|||
・この研究がうまくいったら電波吸収体の開発期間が短くなるのでぜひ成功させてほしい。 | |||
・装置の小型化、低価格化が可能。電波吸収体開発の効率化は確実に見込まれる。計測器としても普及を期待出来る。 | |||
・県内企業の製品開発技術支援のためとしては有用な技術開発である。 | |||
・研究内容は面白いと思います。しかし、目的、目標を明確にする必要があると思われます。材料開発期間の短縮なのか、測定システムの低コストなのか、また、商品としての展開が十分考えられると思いますのでご検討願います。 | |||
・電波吸収体の設計期間が1/4程度になる場合もあるとのことであり、この点において将来性を強く感じた。 | |||
・従来の方法が手探りで行われていたとは驚きでした。大企業でなければ基礎研究までやる余裕がないでしょう。その部分を試験場がなさるという事は非常に良い事と思います。 | |||
・県内企業への具体的な適用(応用)を明確にして進めた方が良いと思います。 | |||
・逆問題で推定した材料定数の信頼性チェック(精度評価)をきちんと行う必要があり、研究計画に盛り込む必要あり。 ・有意義な研究であり、成果が期待される。 |
|||
・これまでにない独自の測定法(設計法)である。 ・設計時間が大幅に短縮される可能性大である。(データ蓄積後) |
|||
・フィージビリティと実現した場合の効果(コスト、手間)等について若干不確定な部分がある。 |