平成18年度研究外部評価(中間評価)
整理番号 | テ ー マ 名 | 評価点 | 総合評価 |
06−M4 | 酸味に特徴を有する酵母の育種・開発 | 15.9 | B |
研究期間 | 平成17年度〜平成19年度(3ヵ年) | ||
研究概要 | 清酒の酸味に特徴を出せる酵母の育種・開発を目的に、さわやかな味を呈するリンゴ酸をはじめ、各種の有機酸に着目し、特定の有機酸を多く生産する酵母の育種・開発について研究する。 | ||
外部評価委員のコメント |
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・県独自の酒米による研究かと思う。各種(多数)の研究成果がすばらしい。 ・業界が農家とどれだけ協調出来るか。 |
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・業界として酒米の開発は農研センターと連携して以前より取り組んで来た事であるが、なかなか達成までに結びつかず、時間がかかり過ぎているため、選抜方法が開発出来れば大変助かる。又、酸味に特徴がある酵母の開発は料理との相性をより高める働きをし、清酒の需要開発に大きな役割となる事が期待出来るので続き研究していただきたい。 | |||
・石川ブランドとしての基礎研究としても重要であろうと思う。 ・研究評価の条件に注意され、早く確立を期待したい。 |
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・嗜好品が消費者に認められるには営業面での戦略が重要。 ・農工連携はこれからも活発に取り組むべきであり、その意味からも是非成功していただきたい。 |
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・もっと投入スピードを早めるべきと考える。 | |||
・総米100g程度の発酵試験により、酒米の醸造適性評価を図るとあるが、酵母の発酵状態が実用レベルと異なってきて、正確な判断が難しいのでは。 | |||
・吟醸酒ではなくて、日常の食事に合うような特徴のある日本酒が石川県に出来れば大変良い話であると思われる。 ・特に石川県の特産品(くちこ、なまこ、かぶら寿し、魚の刺身や加工品)との相性の良い酒と飲酒スタイルの提案の実現を期待します。 |
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・県産業として石川県独自の研究は重要であり、「石川県産ブランド清酒」を酸味にターゲットをしぼった点に特徴がある。 ・酵母使用のために酒米生産等、長期の部分と早急に行う分析に分離して研究する事が望まれる。 |
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・酒米の育種の見通しが不明確。 ・酒造の専門家の協力が必要か(実用化に向けては製造の過程で) |
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・酒米の少量発酵法などの工夫もあり、評価できるが、県産ブランド清酒開発に向けての、より具体的なステップを示して頂きたい(酒造メーカとの連携をどう進めるか)。 | |||
・時間のかかるテーマですが、県の産業発展には大変重要で今後の発展を期待しています。 |