平成17年度研究外部評価(中間評価)
整理番号 | テ ー マ 名 | 評価点 | 総合評価 |
05−M3 | 食中毒の原因となる菌の迅速検査方法の研究 | 16.1 | B |
研究期間 | 平成16年度〜平成18年度(3ヵ年) | ||
研究概要 | 衛生管理を目的として、汚染指標菌である大腸菌を検査対象とし、新規設計プライマーを用いたPCR法による迅速検査技術の研究を行う。 | ||
外部評価委員のコメント |
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・大腸菌を迅速に検査する方法に着目したのは良い。体内に害する前のチェック機能に期待も大きいのでは。 | |||
・食の安全安心に対する志向が高まる中、自主衛生検査が重要であり、食中毒の未然防止のため迅速に検査する方法が確立される事に期待しますが、企業が手軽に使用出来る方法であって欲しいと思います。 | |||
・流れを先取りした研究で是非積極的に進めて欲しい。 | |||
・パテント申請をした上で県内にとどまらず石川県発の技術として全国展開すべきである。 | |||
・今後時間の短縮化に取り組む事を希望する。 | |||
・コストも考慮して欲しい。 | |||
・今後、数値目標を具体化し、成果の利用を目指して頂きたい。 | |||
・検査時間の短縮を目指して欲しい。 | |||
・開発したプライマーの知財の取得を考慮したらよい。8時間で測定するための技術要素を時間短縮とあわせて明確にしてほしい。 | |||
・食品の微生物検査指標が大腸菌群から大腸菌に移行する過程にある中で、この研究は興味深いものである。しかし、このことに関する研究は多くの企業などで行われているので、それに負けないように努力してほしい。 ・この研究においては迅速性を強調しているが、食品企業がこの方法を利用して検査するとなると、検査操作の簡便化や費用の低減を図る必要がある。研究を通じて、このことに関して努力してほしい。 |