平成17年度研究外部評価(事後評価)


整理番号 テ ー マ 名 評価点 総合評価
05−C9 食品残さ等ゼロエミッション技術開発 9.8
研究期間 平成14年度〜平成16年度(3ヵ年)
研究概要 オカラ、米糠等の高温水、水蒸気による減量化と有用物質の回収を目的とする食品残さ等のゼロエミッション技術を開発する。

外部評価委員のコメント

 ・ポリエステル繊維屑と食品残さは、別の研究媒体とすべきではないでしょうか?
 ・食品のオカラや米糠等といった単体での研究から一歩進んで生ゴミとして処理される食品の減量化と有用物質の目指す時代になっている。
 ・オカラに限らず全食品残さを汎用出来る計画を望む。
 ・今後、試作装置の実用化に向けた具体的な検討および関連業界へのPR、普及が必要である。
 ・残さの減量化は大変大事なことであり、繊維屑その他のものにも取り組んで欲しい。
 ・抽出液は食品だけでなく、油関係その他の物にも取り組んで行くべきである。
 ・事業化にあたっての見通しをより正確に行う必要があると思います。
 ・ゼロエミッションとしての構想をまず明確にし、その中で現状行っているテーマの位置づけを明確にした方がよい。
 ・処理されたモノあるいは抽出物の扱い方に対するソフト面もセットで指導できるようになれば実用化が進むように思えます。
 ・実用化にはコスト把握プロセスも重要と考えます。
 ・食品残さ等の有用物質に変換する方法は重要な課題だが、燃料や肥料以外のアミノ酸の回収が出来た事は成功と思えます。実用化が出来ればいいですね。
 ・装置の廉価化の使用目的別研究も必要か?
 ・ゼロエミッション目的達成への更なる研究が必要である。
 ・オカラの肥料化は可能になるか。(最終処分前)
 ・今後の応用が期待される。
 ・処理コスト計算がされていない。(燃料費が高そう)
 ・抽出されるアミノ酸はわずか(商売になるのか?)
 ・水だけを用いて処理しようとする考えは評価したい。
 ・連続プロセスへつなげるために課題をもっと明らかにしてはじめて利用見通しが立つのでは?
 ・バッチプロセスだけに特化しており、少々応用は狭くないか?
 ・今回のプロジェクトで何にどのくらいの費用を割り当てたのか説明が欲しいです。
 ・処理時間の表現が無く、コストイメージが立ちにくい。