平成17年度研究外部評価(事後評価)
整理番号 | テ ー マ 名 | 評価点 | 総合評価 |
05−C7 | 視認性向上を支援する色覚シミュレーションシステムの開発 | 12.8 | A |
研究期間 | 平成15年度〜平成16年度(2ヵ年) | ||
研究概要 | 色盲の見え方を再現する色盲シミュレーションシステムおよび色弱のレベルに応じた見え方を再現する色弱シミュレーションシステムを開発する。 | ||
外部評価委員のコメント |
|||
・色覚障害者に対する貢献度が高い。 ・公共のサインなどに大いに利用させたい技術である。 |
|||
・色盲、色弱シミュレーション技術開発に特色がある。(調査方法、ソフト開発) ・バリアフリー技術が今後、進展しそうで期待大である。 |
|||
・色弱者の個体差をどう最大公約化するかに課題が残るが、社会的意義の大きな取り組みである。 | |||
・色覚障害者のバリアチェックに対し、有効な技術である。製品化に対し、広く世の中に広める工夫が必要である。手軽に利用出来るシステムがほしい。 | |||
・色覚バリアフリーへの取り組みは、民間企業では扱い難いテーマであり、工試として成果を民間へ技術移転することを高く評価できると思います。達成度、普及の可能性も高いと思われます。 | |||
・目標やその効果は明確であった。開発したソフトウェアについて見せて頂きたかった。 | |||
・他に聞いた事のない研究として評価できる。モニター数を集めるのに苦労されている様だが、拡販を目指すならモニター数を増やし精度を上げる必要があるのではないか。 | |||
・研究は分かり易く良い。応用分野をもっと開拓されると良いと思います。バリアフリー設計を行うには今後重要な要素と思います。安価で簡易に使えるもの(ソフト版で良い)を普及させてほしいと思います。 | |||
・色覚障害者への支援システムとして有用で早急な製品化が期待される。 | |||
・社会のニーズに応える優れた開発である。色弱の度合いと見え方の対応付け向上が望まれる。 | |||
・有効性の評価にもう少しツメが必要である。1/20に対する支援と19/20に対するアピールが共存できるシステムに発展させると興味深い。 |