平成17年度研究外部評価(事後評価)


整理番号 テ ー マ 名 評価点 総合評価
05−C6 有機フィルムを用いたセンサの高機能化研究 10.6
研究期間 平成15年度〜平成16年度(2ヵ年)
研究概要 有機フィルムを用いたアンモニアガスセンサの試作開発および排便検知システムに必要な周辺技術を開発する。

外部評価委員のコメント

 ・実用に対しての問題が多くありそうである。
 ・アンモニアセンサの用途を明確に示してくれると良い。
 ・排便に着目したのは良い。
 ・実際に適用、実用化出来るまで継続して研究されることをお願いしたい。
 ・温度センサの取り組みは安易すぎる。使用条件が付き過ぎ、実用性はどうか?
 ・アンモニアセンサに関して、他で多くの取り組みがなされており、これらに対する優位性が不明確である。
 ・実用化の問題が残っている。
 ・高齢化が進む社会においてニーズに合ったテーマであると思います。
 ・製品化に向けて、コスト等、クリアすべき課題が多くある様に思われます。課題をクリアし、製品化の取り組みを期待します。
 ・排便検知については早期実用化に向けての研究をもっと進めて頂きたい。
 ・排便検知に関して目的も明確であり、テクノエイドの助成で今後の開発進展を望みたいが、送受信部は簡単廉価な物にしないと普及は困難であろう。
 ・アンモニアガスセンサに関しては仮に介護関連で部屋の換気に使用するとして別に悪臭と区別しなければならない理由が判らない。目的が不明確な点が評価し難い。
 ・実用化を前提とした研究への取り組みをお願いしたい。価格なども大きな要素となると考えます。
 ・排便センサは需要はありそうであるが、価格、実際に利用する時の課題に答えを出さないと実用化できない。センサは必要性(需要)、マーケットが明確でないと感じました。
 ・悪臭の中でアンモニアだけを選択する意味(これをやった方がより利用価値が高まり広く利用できる)が明確でない。研究の対象(実用化の対象)を広く設定し、「色々使えます」より「この分野で必ず必要になるから研究します」の方が良い。
 ・この種の研究開発はこれまで多くなされているが(市販もされている)普及されていない。使用方法、技術面等を含め調査されるべきである。
 ・温度センサについては社会と時代のニーズに応えようとする開発である。完成度も高いと思われる。信頼性等更なる改良が望まれる。
 ・アンモニアセンサについては開発目標は一応達成されているが技術移転が望まれる。
 ・社会的に大変重要な課題で成果を挙げられているが、実用化に向けてセンサだけでなくトータルなシステムに発展させていく必要性を感じる。