平成17年度研究外部評価(事後評価)


整理番号 テ ー マ 名 評価点 総合評価
05−C4 2次元電気泳動遺伝子診断システムの実用化研究 12.0
研究期間 平成14年度〜平成16年度(3ヵ年)
研究概要 遺伝子診断システムの実用化を図るため、DNA2次元電気泳動の自動化装置と蛍光検出装置の高性能化を図る。

外部評価委員のコメント

 ・ほぼ目標を達成している。技術的には先端を行っていると思える。
 ・RI未使用にしたのは非常に良い。
 ・製品のレベルアップ、普及する事を期待する。
 ・DNA解析の自動化技術の1つが技術確立できたと思われ、良い成果が出た。コストパフォーマンス大なので市場実績を早く出して欲しい。世の中に広く普及することを願う。
 ・目標値は達しなかったが、蛍光検出では初めての高感度を達成した点は評価できる。強い技術をさらに伸ばし、応用の範囲を広め、商品化への展開を拡大する事を期待する。
 ・タンパクの分析に応用出来れば市場性は大きいが、すでに自動化装置の開発発表もあり、競争が厳しい。
 ・蛍光スキャナ部の他への応用は有効と思われる。
 ・背景で取り上げた目標に対しての達成度は高いと思われる。製品化も行われており、評価できる内容と思いますが、コスト等の課題や他への展開を今後期待します。
 ・当初の目標はほぼ達成されていることが理解できた。今後は電気泳動自動化装置のコストダウンを図り、知的クラスター事業への展開を実現して頂きたい。
 ・危険な放射性同位元素を使用しない、時間短縮などの面で高く評価できるが検出の能力面が劣るのが惜しい。今後の先端技術開発に必要な機器であり検出能力の改善と他分野の展開を大いに期待します。
 ・技術、成果は評価できると思いますが、取り組んだマーケットが小さい様に感じました。より広い分野(蛋白質、他分野に検査など)への応用研究を期待します。
 ・他分野に応用出来るもの(蛍光検出装置など)を生み出した事は評価でき、今後に期待出来ると考えます。
 ・当初目標も達成され、市販化も進められたことは意義深い。装置のメリットをアピールし実績を上げることを期待したい。
 ・達成度、特許出願、商品化は高く評価できる。
 ・関連分野への応用展開が期待される。
 ・更なる検出能力の向上が望まれる。
 ・実用的価値のある製品が開発されており、評価できる。