平成17年度研究外部評価(事後評価)


整理番号 テ ー マ 名 評価点 総合評価
05−C2 セラミックス3次元ナノ加工技術の開発 9.6
研究期間 平成14年度〜平成16年度(3ヵ年)
研究概要 セラミックス等の高硬度材料のナノ加工技術について機械加工、レーザ加工および仕上げ加工の技術開発を行う。

外部評価委員のコメント

 ・4種類の加工技術それぞれが、現在の先端加工技術と比べてどれ程優位性、新規性があり、実用的なのかがはっきりしないので評価が難しい。
 ・現状ある加工工具と比し、スピード、精度等は、レーザ加工ではどのレベルにあるのか不透明。(どこを改善したのかわかりにくい)
 ・目標設定が見えにくい。成果の利用も見にくい。
 ・目標の設定基準は何から要求されているのか明確で無い。(現状の技術能力と目標、数値との関連性等)
 ・工法変更による精度比較があれば成果がもっと強調出来ると思う。
 ・4件の成果と商品化へのつながりが良くわかるようにした方がよい。実際の製品に是非生かして下さい。
 ・他の機関でこの様な技術開発が無いのか疑問があります。また応用性の検討を更に進めれば良いと思います。
 ・従来方法との優位性などを明確になっていれば更に良いと思います。
 ・研究目的、目標と成果を明確にして欲しい。
 ・セラミックス材料の加工技術の確立を対象として、機械加工、レ−ザ加工、研磨加工を行っている。しかし、それぞれの加工対象材料(被加工材)が異なり、個別の技術の寄せ集めの感が否めなくも無く、一つの研究テーマとして見なせるかどうかが疑問である。それぞれの加工分野については個々の成果も見られるが、まず代表的な材料を例に加工性を追求し、その応用として数種の材料に拡大したほうが一研究としての位置づけが出来たのではないでしょうか。
 ・テーマ数が多すぎて良く理解出来なかった。
 ・開発目標の図と成果の図がかけ離れている印象を受けた。