平成16年度研究外部評価(事前評価)
整理番号 | テーマ名 | 総合評価 |
04−P5 | FPGAを用いた高速信号処理システムの開発 | B |
研究期間 | 平成17年度〜平成18年度(2ヵ年) | |
研究概要 | 近年、検査・計測・制御向けに高速処理化、パソコンに依存しない小型専用装置化の要望が多い。そこで従来ソフトウェアで行っていた処理のLSI化及びこれを搭載した利用し易いシステムとして高速画像処理システムを試作する。 | |
外部評価委員のコメント |
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・市販品を超える性能・価格を求めるならば、高い技術レベルを要すると思われる。 ・石川工試から業界トップレベルのシステムを出してほしい。応用範囲も広いと考えられる。 |
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・低電力化を図る。 ・伝送線路シミュレータと組み合わせて高速ボードを試作することが望ましい。 |
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・低コスト、高速処理可能ということで、うまくいけば、市場への適用・応用が期待できる。 | ||
・成果を挙げるために、対象を特定して開発を進めるべきでないか。 | ||
・すでに応用予定先が決まっている開発のため、実用化研究として評価できる。 | ||
・効果を具体的(定量的)な金額などの数値で目標を立て、結果をとらえると良い。 ・実用化する為には、耐久性など評価が必要となる。出荷後の製品トラブルとならない対策を事前に検討したほうが良い。 |
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・本研究の目標は、市販デバイスを活用したローコスト高速画像処理ボードの開発と言うことで、サンプル単品の性能評価作業は計画されているだろうが、できればどこかの現場ライン等での動作検証がなされれば実用化の期待度も増すのではないか。 | ||
・小型化、高速化さらにコストが抑えられれば有効な差別化になると考えられる。 | ||
・実用的な課題であり、成果が期待される。 | ||
・県内企業から要望が多い、中小企業の多品種少量生産、差別化等に適した課題である。 ・技術的な見通しも当たっていると思われる。 ・将来的には県内における当該分野の技術者を育成していくことが望ましい。 |
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・小形、高速の信号・画像処理ボードの開発は重要である。成果を期待したい。 |