平成16年度研究外部評価(事後評価)

整理番号 テーマ名 総合評価
04−C6 ギガ周波数帯用電波吸収材開発
研究期間 平成13年度〜平成15年度(3ヵ年)
研究概要 炭素繊維織物を用いて、ギガ周波数帯の電波吸収材の開発および電波吸収性能の評価方法を確立する。

外部評価委員のコメント

 ・電波吸収材の開発は不要電波の吸収が主と思うが、これらによってどの位の(携帯電話)等が使いやすくなるか研究結果が楽しみである。
 ・開発品の事業化では県内に取込める企業がないと思う。
 ・今後の用途増大を考慮して、商品化の取組みを幅広く展開してはどうか。
 ・現代社会が直面している問題解決に具体的な形として成果を発揮してほしい。
 ・市場性は大きいので、ターゲットをしっかり絞ることで、大きく進められるのではないか。
 ・期待できる。
 ・市場ニーズは高い。この評価技術を基にして関連企業に支援をすることが望ましい。
 ・専門外の話なので理解が難しかったが、将来有望な分野の研究なので更に進めてほしい。
 ・原理的にはすでに確立されている方法のように思われる。
 ・素材の選択について、どのようなアプローチがなされ、どのような取捨選択があったのか不明である。
 ・測定方法が確立されたということで、今後の材料開発のために活用されることを期待する。
 ・不要電波による誤作動等の危険を避けるためには、本研究に加え国として対策を立てる必要性を感じる。切口を変えて、大きいプロジェクトを考案するに値する研究と思われる。
 ・事業化のメドは立っているのか疑問である。これからの利用応用が期待される。なぜ化学食品部が本研究を行っているのか疑問である。
 ・炭素繊維織物を工夫することにより、優れた性能を有する製品の開発を期待する。
 ・ETC電波に限らず、この技術を利用して他の電波帯の吸収も検討してほしい。