平成16年度研究外部評価(事後評価)
整理番号 | テーマ名 | 総合評価 |
04−C3 | IT活用指導相談ガイダンスシステムの実用化 | A |
研究期間 | 平成15年度(1ヵ年) | |
研究概要 | 組織内に蓄積した文書データから個人ごとの重要語を自動抽出し、この重要語によって問い合わせメール等を適切な部署や担当者に分配するシステムを開発し、実用化を図る。 | |
外部評価委員のコメント |
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・セキュリティ面の問題は大丈夫か。 ・ヒット精度が向上するなら、学術文献の検索などにも利用できれば好ましい。 |
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・かなり優れたシステムのようだが、同等のシステムを他メーカーも売り出しているので、もっと宣伝をして売価を下げないと競争に負ける。 | ||
・今後のフォローが大事である。 ・成果(人件費の削減)を明確にして、売れるシステムにしてほしい。 |
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・成果は上がったと思われる。 ・技術移転も実施されたことは評価できるが、今後の販売拡大につながる工夫がほしい。 |
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・各種システムへ組み込む部品としても提供できる様な検討を勧める。 ・成果、効果を数値としてとらえて、一般の方にも判り易く表現すると良い。 ・従来技術を越える成果を得て、実用化に結びつけた所が良かったと思う。 |
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・専門用語の判らないユーザーの曖昧な問い合せに対して、対応性の向上が図られれば素晴らしいシステムになるのでないか。 | ||
・問合せ受付管理システムでは、問合せの回答の迅速化と問合せ分配作業の工数削減が課題となるが、当該研究成果はこれらの課題を解決している。 ・担当者異動時の情報の移動と学習システムのエンハンスが今後の課題と考えられる。 |
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・検索システムと理解した。本システムの独特性を感じられない。 ・市場が限られるのではないか(大企業、コールセンター) |
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・技術移転も既に行われたようなので、実使用の評価を見ながら改善していくことが望ましい。 ・このようなシステムが本当に市場ニーズがあるのか。 |
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・分配精度(再現率と適合率)だけの評価ではなく、転送コストなども含めた組織全体の効率化指標を導入するほうが、成果の活用にあたって、よりアピールするのではないか。 | ||
・業務の省力化・利用者の利便性を目的とした有用な研究課題である。 ・目標をほぼ達成(主に性能面)して実用可能なシステムを実現している点は高く評価できる。 ・今後の課題は、現在売れていない原因、対象とする市場の明確化、効果を明らかにしてアピールすることである。 |