熱電変換セラミックスの合成技術に関する研究

■化学食品部 ○豊田丈紫 佐々木直哉 嶋田一裕

1.目 的
 熱電発電はわずかな温度差を電気に変換できるため環境中の廃熱エネルギーを回収する技術として注目されている(図1)。熱電変換セラミックスは,大気環境下で安定であり材料コストが安価という利点から実用化へ向けた開発が進んでいる。一方で材料の合成には高温の熱処理が必要で依然として大量のエネルギーを消費することから,環境負荷の低い製造プロセスが求められている。そこで本研究では,省エネルギー化が期待される低温合成法を用いた熱電変換セラミックス材料の合成技術について検討を行った。

全文(PDFファイル:761KB、2ページ)

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