平成28年度研究外部評価(事前評価)


整理番号 テ ー マ 名 評価点 総合評価
 16-P4  人体センシングのための繊維部材の開発/TD>  17.2
研究期間 平成29年度〜平成30年度(2ヵ年)
研究概要  導電性繊維と弾性繊維などを組み合わせることで、手や足などの太さ=周径(周長)の変化や着圧が計測でき、身につけて違和感の無いセンシング用の繊維部材を開発する。

外部評価委員のコメント

 ・繊維と医療にまたがる本県に関連性の高い分野であり、さらにその応用先は情報機器や精密機械技術に及ぶなど、広範かつ公共性が高い取り組みであることから、ぜひとも推進すべき研究テーマです。
 ・医療用途へ活用の可能性があり期待したいです。大学の医学部との連携をされると加速すると思います。
 ・機能性繊維とITを結びつけた新しい分野の商品開発ができる可能性があります。
 ・スマートテキスタイルは繊維業界の期待が高いので、業界を巻き込んで進めてほしいと思います。
 ・工業試験場には繊維生活部だけでなく、さまざまな部があるので、各部のノウハウを結集した開発が進むことを期待します。
 ・要素技術研究に限定することなく、社会ニーズの整理や実装品等の出口イメージの検討を行い、より具体的な実用品・適用例に研究内容を集中することで、成果の実現化を早めてほしいです。