平成28年度研究外部評価(事前評価)
整理番号 | テ ー マ 名 | 評価点 | 総合評価 |
16-P3 | 印刷技術を用いた高性能電子部品用ヒータの開発 | 15.9 | B |
研究期間 | 平成29年度〜平成30年度(2ヵ年) | ||
研究概要 | コストが高い酸化ルテニウム(RuO2)等に代え、安価な金属(ニクロム(NiCr))抵抗体を用いて、スクリーン印刷によるヒータ作製を目指す。 | ||
外部評価委員のコメント |
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・新規の技術、材料を用いた取組みであり、課題、目的も明確になっています。製品化を期待しています。 | |||
・印刷技術を用いているため、形状の自由度が高いヒータを低コストで実現できる技術としてさまざまな応用が期待できます。 | |||
・温度コントロールが容易となるヒータ抵抗となるように研究を進めてほしいです。 | |||
・高性能化のためのヒータの応用に対し、他の応用例が多く出てくることを期待していま す。 | |||
・従来からあるNiCrを利用したヒータという点では低コスト化が期待できます。耐酸化や長寿命化などの点も検討してほしいです。 | |||
・T-X特性の180℃変曲点の原因もある程度解明しており、さらなる解明が応用上重要です。また、NiCrの耐酸化性の改善が重要課題です。 | |||
・NiCr抵抗体ペーストを使った印刷パターンのサイズが自由にできると実用性がより高まります。 | |||
・実用性やルテニウムの価格以外に利点があるのか研究されるとよいと思います。 |