平成28年度研究外部評価(事前評価)
整理番号 | テ ー マ 名 | 評価点 | 総合評価 |
16-P2 | 高効率発電を実現する熱電素子・モジュール設計技術の開発 | 15.8 | B |
研究期間 | 平成29年度〜平成30年度(2ヵ年) | ||
研究概要 | これまでの経験に依存する材料開発に代わって物質特性や素子の最適形状をコンピュータ上で計算することで製品開発コストの大幅な削減を目指すマテリアルズ・インフォマティックスを活用して効率的な熱電素子・モジュールの技術開発を行う。 | ||
外部評価委員のコメント |
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・廃棄されるだけのもったいない未利用熱エネルギーを利用価値の高い電気エネルギーとして回収できます。今回の研究に期待します。 | |||
・社会的重要度の高い課題に対し新たなアプローチで取り組むものであり、熱電素子やモジュールそのものの開発に加え、設計の方法論の効果の評価という側面があり、成果が期待されます。 | |||
・モジュール設計にも計算機を活用する着眼点はよいと思います。 | |||
・未利用熱からのエネルギー回収は、取組として大変意義があると思います。用途の拡大に期待します。 | |||
・シミュレータは使いやすさも重要なポイントであると思います。使いやすさについても研究されることを期待しています。 | |||
・シミュレーションによる材料選定など、解析手法が確立できれば、今後の時間短縮化につながります。また、シミュレーションの精度と実験結果との相関を早期に見極めて、発電効率の高い結果を出してほしいと思います。 |