平成28年度研究外部評価(事前評価)
整理番号 | テ ー マ 名 | 評価点 | 総合評価 |
16-P1 | 熱可塑性CFRPプレス成形品の最適設計手法の開発 | 14.7 | B |
研究期間 | 平成29年度〜平成30年度(2ヵ年) | ||
研究概要 | 従来よりも軽量・高剛性な熱可塑性CFRPプレス成形品を実現するため、成形品の用途に応じた適切な炭素繊維積層構造を設計する技術を開発する。 | ||
外部評価委員のコメント |
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・県の「次世代産業の創造」の中でのテーマであり政策上重要と考えられます。一方、目標として軽量化とともに、CFRPの場合はコストの削減目標も大切かと思います。同じような研究開発事例があると思いますが、それらとの違いや特長を明確にしたほうがよいと考えます。 | |||
・従来技術についても、水準により成形品強度等が変わるので、種々な水準品と比較してほしいです。 | |||
・現在、CFRPはコスト面が課題で、普及が進んでいないが、そのあたりの解決への取り組みを入れ込んだほうがよいと考えます。また、熱硬化性CFRP技術の向上で熱可塑性の優位性が小さくなりつつありますが、それを打開できるような開発を期待します。 | |||
・構造最適化を行うにあたって、主たる技術ストーリーを明確にされるとよいと思います。 | |||
・研究の数値目標については、軽量化だけでなく、いくつか決めておいたほうがよいと思います。 | |||
・目標が少しぼんやりとしている点があるように思われます。最適設計の部分よりもその後の成形技術に新規性を強く打ち出すほうがよりよいと思います。 |