平成28年度研究外部評価(事後評価)


整理番号 テ ー マ 名 評価点 総合評価
 16-C5  3Dプリンタを活用した自由曲面形状のデザイン開発の研究  12.2
研究期間 平成26年度〜平成27年度(2ヵ年)
研究概要  3Dプリンタを活用した自由曲面形状の高付加価値な製品開発を実現するため、デザイン開発プロセスで必要となる3Dデータ作成、モデル出力等に生じる技術課題について研究した。

外部評価委員のコメント

 ・3Dものづくりのノウハウを県内に広げるのに非常に役立つと感じます。データエラーのマニュアル作成、データエラー対策の指導があるのも非常によいと思います。
 ・正面から挑むと難しい事象に対し、視点を変えることで達成しており、研究員の工夫が感じられます。
 ・デザイン開発には思考力と表現力が必要で手間と時間を要する作業ですが、この研究でプロは「時間の短縮」になり、初心者でも長時間の研修が短時間で習得でき、開発者の層が厚くなり、大変よいと思います。
 ・近年ますます重要度が高まっている技術分野であり、さらに利用促進・適用拡大につながる応用技術を主な研究対象としたことにより、企業・社会への貢献度が大きく実用性も高い成果が得られたことが高く評価できます。今後は、この研究成果を多くの企業活動に普及させるための環境整備につなげてもらいたいと思います。
 ・現状、金型モデルの3Dプリンタ利用は個々の企業でも普通に行われるようになっています。今回の研究成果をもっとPRして、利用しやすい環境をわかりやすく提案してほしいです。
 ・十分な成果が見られ、さらなる実用化も期待できます。今後、金属や樹脂へ応用できると広がりが期待できます。