平成28年度研究外部評価(事後評価)


整理番号 テ ー マ 名 評価点 総合評価
 16-C4  太陽電池の性能劣化検知システムの研究開発  12.1
研究期間 平成26年度〜平成27年度(2ヵ年)
研究概要  非破壊で、日射条件(太陽の高度・方角、雲、影、汚れ等)に影響されずに太陽電池の性能劣化を検知することを目指し、太陽電池を破損させない電圧で検査するシステムを開発した。

外部評価委員のコメント

 ・太陽光電池の維持、保守に着眼した良い取組みだと思います。製品化に期待します。
 ・今後ニーズが高まると想定されている課題に対し、新たな手法を提供するものであり、実用化が期待されます。
 ・太陽電池ユーザーの観点で、ストリング単位の検出ではありますが、早期の異常、故障の発見となるところがよいと思います。
 ・比較的高額になる初期設置費用を断線検査+性能検査で効果的にメンテナンスし、効率よく回収できることが期待できます。
 ・実用性の高いテーマであり、いかにコンパクトにするかが課題です。
 ・安全性にフォーカスして断線を簡単に、発電していない夜に劣化検知できるシステムとして、その使い方の中でよい研究だと思います。更に小型軽量化、低価格化が望まれます。
 ・昼間の検査との分担、併用が必要ではないかと思います。また、EL撮影時の故障を回避できたのはよいと思います。