平成27年度研究外部評価(事前評価)
整理番号 | テ ー マ 名 | 評価点 | 総合評価 |
石膏3Dプリンタによる能登珪藻土製品の製造技術の開発 | 15.6 | B | |
研究期間 | 平成28年度〜平成29年度(2ヵ年) | ||
研究概要 | 3Dプリンタ用材料評価装置で先行して開発した材料の積層性や固着性の評価を行い、石膏3Dプリンタで造形できる材料を開発する。また既存の3D石膏粉末に代わる石膏材料を選定し材料の低コスト化を図る。 | ||
外部評価委員のコメント |
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・地域資源である能登珪藻土を利用した3Dプリンタによる製品化の試みは、大いに期待できます。また、九谷業界への応用も考えてください。 | |||
・石膏と珪藻土の各々の長所が生きる製品開発が必要であり、かなりハードルが高いと感じます。 | |||
・具体的な最終製品として、3Dプリンタで何を作るのかを明確にして、コスト面でも十分市場に応えられるよう進めてください。 | |||
・能登の活性化に貢献できるテーマであると思います。コースターや風呂マット等の先例があるので、珪藻土の特徴を活かすとともに複雑な製品にターゲットを絞って、新製品を開発してください。 | |||
・能登珪藻土を活用して、市販の3D石膏粉末より低コストで、同等の性能を有する3Dプリンタ用粉末を開発する研究であり、産業界のニーズにも答えながら、新しい技術と伝統工芸の融合を目指した優れた研究開発です。 |