平成27年度研究外部評価(事前評価)


整理番号 テ ー マ 名 評価点 総合評価
   高貴色漆塗膜の開発  14.5
研究期間 平成28年度〜平成29年度(2ヵ年)
研究概要  複数の異なる漆を塗り重ねて,蒔絵のような質感の金色,宝石のような深みのある紫色の漆塗膜で,日光や洗浄により変色しにくい漆器を開発する。

外部評価委員のコメント

 ・漆器業界のニーズ調査による開発であり、漆の新しい機能により、輪島や山中、金沢などの漆器産地の活性化と新商品開発に繋がると思います。
 ・蒔絵のような発色を実現するには試行錯誤が予想され、難易度は高いと思います。
 ・熱洗浄等の耐久性をもっと上げることが必要だと思います。
 ・この意匠を繊維など広く応用できる技術開発を望みます。
 ・製品が工芸用か、工業用かによって、色差の目標値が異なるのかもしれませんが、より高い目標設定が必要だと思います。
 ・評価方法について、工学的工業的に標準となる評価技術を検討してください。