平成27年度研究外部評価(事前評価)
整理番号 | テ ー マ 名 | 評価点 | 総合評価 |
複雑幾何形状による高機能化技術の開発 | 14.1 | B | |
研究期間 | 平成28年度〜平成29年度(2ヵ年) | ||
研究概要 | 3Dプリンタの活用により従来の手法では得られない高機能部品、製品(軽量、高放熱性等)を開発することを目的に、複雑な幾何形状パターンを持つ機能形状の設計、造形技術を開発する。 | ||
外部評価委員のコメント |
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・3Dプリンタ活用手法開発の必要性は理解できますが、世の中を変える衝撃的な技術開発に対しては、もっと高い到達目標を設定されることを期待します。 | |||
・対象部品に求められる指標(剛性、耐久性)を目標値にするなど、単なる最適化設計に終わらないことを期待します。 | |||
・具体的な開発物や目標をもう少し明確にした方が良いと思います。また、自動設計技術においては、設計者の介入する役割分担を整理してプログラム開発を進めてください。 | |||
・製品に求められる機能や要件を盛り込んだ設計が重要であり、幾何形状を具現化するために3Dプリンタを活用する製品設計が有効であるかの議論が必要かと思います。 | |||
・3Dプリンタを活用した具体的な事案によるノウハウの蓄積とデータベースの構築を行うことに意義はあると思います。 | |||
・色々と技術的や価格的に限界があると思いますが、金属3Dプリンタの応用例としての格子形状等の造形技術に期待します。 | |||
・製品機能に最適な形状が3Dデータとして自動形成されれば、3Dプリンタの応用範囲が広がって良いと思います。 | |||
・レーザ焼結品に耐久性を求めることはかなり難しく、設計手法に対する到達目標の設定や製造コストとのバランスをどのように考えているか明確にしておく必要があります。 |