平成27年度研究外部評価(事後評価)
整理番号 | テ ー マ 名 | 評価点 | 総合評価 |
印刷技術による色素増感型太陽電池用電極の開発 | 11.1 | A | |
研究期間 | 平成25年度〜平成26年度(2ヵ年) | ||
研究概要 | 開発した酸化チタン膜の低温成膜可能材料(酸化チタンナノシート溶液、金属ナノ粒子溶液)をインク化し、印刷時での膜厚・膜質を制御することで、印刷技術を用いた色素増感型太陽電池用電極の作製技術を確立した。 | ||
外部評価委員のコメント |
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・発電量がポイントで、使用用途を見つける必要があると思いました。 | |||
・本研究に長年取組んでいた企業に目標を明確にして支援された取組は評価できます。 | |||
・インクジェット印刷の方法も良い発想と思います。どの様な製品になるのか楽しみにしています。 | |||
・白金の使用量を少なくした点は優れています。 | |||
・色素増感型技術のメリットを活かし、製造方法の改良で事業参入を容易にする技術であり、発展を期待します。 | |||
・IoTモジュールとの組合わせも視野におければ、微小な発電量にも意味があるように考えます。 | |||
・実用化に向け、温度特性、焼結助剤の性能比較や耐久性等の検証を行う必要があります。 | |||
・コストは、製造コストだけでなく、耐久性や廃棄などを含めたトータルで試算し、既存技術との比較が重要です。 |