平成27年度研究外部評価(事後評価)
整理番号 | テ ー マ 名 | 評価点 | 総合評価 |
ナノ粒子複合インクを用いた熱電変換モジュールの実用化 | 11.9 | A | |
研究期間 | 平成25年度〜平成26年度(2ヵ年) | ||
研究概要 | 中低温域の用途に対応した膜状熱電素子をインクジェット印刷技術で製造する技術を確立し、既存品に比べて3倍のコスト優位性を持つ熱電モジュールを開発した。 | ||
外部評価委員のコメント |
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・エネルギーをテーマにした研究は、社会的に有意義であり、期待できると思いました。また、県内企業や他の研究機関との連携も良い取組だと思います。 | |||
・実際にコストを1/3に削減したインクジェット方式も優れた発想と思います。早期に低価格でモジュールとして製品化されることを期待します。 | |||
・インクジェットシステム構築とありますが、吐出後の素子特性なのか、吐出過程でのインク劣化の工夫なのか、特徴がわかりません。 | |||
・印刷技術を活用して、コストダウンを実現しており、将来の廃熱利用技術として期待します。 | |||
・冷却メカニズムと合わせての発熱形装置と一体となる応用があれば、大変興味深いと考えます。 | |||
・基板の種類をアルミナに変えたようですが、性能向上にはさらに工夫が必要です。 | |||
・厚さ1/3による性能劣化はないようですが、原因を調べておかないと再現性等で問題発生する可能性があります。 | |||
・寿命の問題を解決できれば実用化の価値はあるように思いました。 |