平成26年度研究外部評価(事前評価)


整理番号 テ ー マ 名 評価点 総合評価
   低酸素焙煎による新規機能性棒茶の開発  16.8
研究期間 平成27年度〜平成28年度(2ヵ年)
研究概要  過熱水蒸気などの低酸素雰囲気で焙煎する技術を確立し、酸化を抑制してカテキン、ビタミンCなどを多く含む、香りの豊富な機能性棒茶の開発を目指す。

外部評価委員のコメント

 ・加賀棒茶をアピールする上で、大変有用であり、機能性の確保と新技術を確立して、大変ですが目標を達成することを期待します。
 ・棒茶を中心として、各種の緑茶の特徴について、科学的に現状の分析・把握を実施して、目標をしっかり設定して下さい。
 ・緑茶等の機能性をアピールしている飲料と比較して、具体的な機能性の優位性を評価する必要があります。
 ・どちらかというと商品をどう変えるかということだと思いますが、技術的な視点より市場でヒットさせる可能性があります。メーカーとの共同開発を次のステップで取り組んでください。
 ・加賀棒茶の販売は増加すると予想でき、海外へも輸出できる商品だと思います。機能性を強くアピールできる棒茶に期待します。また、凍結濃縮技術も利用できるのではないでしょうか。
 ・過熱水蒸気による低酸素焙煎によって機能性棒茶を開発する着想は興味深く有用です。目的達成の為には、この焙煎技術の確立が大切ですので、焦点をしぼった効率的な研究によって優れた成果を得られることを期待しています。