平成26年度研究外部評価(事前評価)


整理番号 テ ー マ 名 評価点  総合評価
   太陽光・熱を利用したハイブリット太陽電池の開発  16.1
研究期間 平成27年度〜平成28年度(2ヵ年)
研究概要  高効率太陽光発電素子と熱電変換素子を積層化することで太陽光と太陽熱の両方のエネルギーから発電可能な集光式太陽電池を開発する。

外部評価委員のコメント

 ・再生可能エネルギーの利用が注目されている中、重要な研究テーマであり、多接合型太陽電池に熱電素子を接合して冷却する着想は新しく、目標が達成されることを期待します。
 ・実用化、成果の発展性に関して、性能はもちろんコスト面の検討も必要と思われます。
 ・ハイブリッドモジュールの設計・試作と評価だけでも、相当の負荷になるのでは。評価項目には、屋外環境での耐久性を含めてはどうですか。(雪、紫外線、黄砂、酸性雨、台風等の影響や対応はどうですか。)
 ・砂漠地帯をターゲットにすることも視野に入れておくべきです。
 ・太陽光エネルギーと比較して十分新規性がありますが、集光技術に関する部分が成否をわける可能性があります。
 ・しっかりとした研究実施体制を構築しているが、所望温度で有効な熱電素子の選択が重要なポイントになると思われます。