平成26年度研究外部評価(事前評価)


整理番号 テ ー マ 名 評価点  総合評価
   サンドイッチ構造を有する熱可塑性CFRP中間部材の開発  16.4
研究期間 平成27年度〜平成28年度(2ヵ年)
研究概要  不連続炭素繊維の熱可塑性CFRPでハニカム構造のリブを成形し,連続炭素繊維の熱可塑性CFRPでサンドイッチすることで,軽量で曲げ剛性の高い新規汎用部材(ハニカムコアサンドイッチ部材)の開発を行なう。

外部評価委員のコメント

 ・炭素繊維の生産拠点の形成のため、重要な研究であり、過去の研究や技術の蓄積を活かして、炭素繊維製品の裾野を広げた商品化、用途開発が期待できます。
 ・石川県工業試験場、いしかわ炭素繊維クラスター、大学、民間が総力を結集し開発に力を注ぎ、世界の開発スピードに負けないように、研究を進めて行くことを期待します。
 ・コア部分の形状を考えて、真空成型、圧空成型、プレス成形、押出成型でできないか考慮ください。
 ・一枚で凹凸を付け接着、一枚を凹にして背張りする等、接着剤及び構造的にズレが発生しないようにしてはどうですか。
 ・航空機等、軽量化が一番の問題であり極めて重要な研究と思われます。(炭素繊維の美しさに漆の美しさを加える、炭素繊維に漆を塗ることも考えてみて欲しい。)
 ・研究の目標、方向性は良いと思うので、計画にはとらわれず、臨機応変に新規技術を取り入れて、研究を進めて欲しい。
 ・着目点は良いと思うが、利便性(成形性)、コスト、(部材)生産性等完成度が高い部材を目指して欲しい。