平成26年度研究外部評価(事後評価)


整理番号 テ ー マ 名 評価点 総合評価
   河合陶石を用いた酸化白色ハイ土の実用化研究  12.3
研究期間 平成24年度〜平成25年度(2ヵ年)
研究概要  これまでに検討してきた調合を基に、生産規模の変化やコストを考慮した調合の最適化と、粉砕条件等の生産工程の標準化を行い、酸化白色ハイ土の実用化を行なった。

外部評価委員のコメント

 ・目標である明度85以上を達成し、実用化に向けて地元業者への普及を図っている。今後の新商品開発に期待します。
 ・ハイ土の開発にあたっては、従来の伝統に対する位置付を確認しておく必要があります。また、研究のポイントは配合割合と粒度分布ですので、分かりやすい説明が必要です。
 ・実用化に関しては、作業特性などの課題がまだ残されており、引き続きの改善と、従来品に対する優位性を示す必要があります。
 ・商品化に向けてどこと組むか、どのようなアプローチで進めるか、次のアクションが重要です。
 ・河合陶石を使用した製品が、九谷焼として認められるようになることを望みます。
 ・今後は、修得した成果を他のハイ土などの利用に役立ててください。