平成25年度研究外部評価(事前評価)


整理番号 テ ー マ 名 評価点  総合評価
13−P4 耐久性を改善した無鉛和絵具の実用化研究  15.2
研究期間 平成26年度〜平成27年度(2ヵ年)
研究概要  本研究では、食器洗浄機での耐久性(耐アルカリ性)を改善させる目的で既存の無鉛和絵具を改良し,実際の製造現場でも使用(絵付け)可能な無鉛和絵具を開発する。

外部評価委員のコメント

 ・業界のニーズとしては、最優先の課題であると認識しています。
 ・できるだけ早くに目標をクリアして、色の透明度とか、使いがっても良い物をお願いしたいと思います。
 ・耐酸絵具の使用について、安全性の評価があいまいである。
 ・無鉛和絵具の耐久性(耐アルカリ性)の改善については、定量的な目標を設定すべきと考える。
 ・現状の問題解決(改善)という範囲を超え、業界発展につながる技術になる様に市場のニーズにマッチングさせて下さい。
 ・科学的見地からのアプローチを取り入れると横展開ができて応用がきくと思います。
 ・食の安全という観点からも、今後の成果を期待する。
 ・九谷焼業界にとっては、重要な研究であると思う。
 ・九谷焼の活性化に必要なのは安全性とデザインであり、安全性を前面に出して営業展開する戦略を打ち出すべき。
 ・社会的に鉛の使用を禁じられた事に伴い、タイムリーな提案である。
 ・いくつかの課題をクリアするのは大変だと思いますが、ぜひ早急に研究を進めて頂きたい。
 ・食器洗浄機で用いられるアルカリ条件下でも耐久性を有する無鉛和絵具の実用化の開発は、九谷焼産業に非常に重要な課題であると考えられ、ぜひ実施して頂きたい。
 ・地場産業の発展のため、安全性向上のため、尽力して下さい。