平成24年度研究外部評価(事前評価)
整理番号 | テ ー マ 名 | 評価点 | 総合評価 |
12−P5 | 県産天然酵母を用いた新規清酒の開発 | 15.3 | B |
研究期間 | 平成25年度〜平成26年度(2ヵ年) | ||
研究概要 | 県内の名所旧跡から分離した酵母を用い、最適な醸造条件を見出すことや、酒蔵で試験醸造を実施して、実用化に即した条件下で醸造特性や酒質を評価し石川県独自の清酒を開発する。 | ||
外部評価委員のコメント |
|||
・商品化に向けてこれから課題もあると思いますが、基礎的な部分できちんと成果を出してほしいと思います。 | |||
・天然酵母を用いることが目的なのか、天然酵母を用いることは手段であって、付加価値の高い新規の酒を造ることが目的なのか曖昧。 ・酒質上の優位性が必要。単に「兼六園(又は金沢城)の桜の酵母の清酒」との名目だけでは、十分な付加価値が付かない。 |
|||
・他地区で既に販売されている商品を調査し、成功している商品の要素を取り入れる様にした方が良い。また、失敗している商品と同じ過ちをしないようにお願い致します。 | |||
・県の特長を出すコンセプトを再度固めた方が良いと思います。(どのような商品にするのかも重要です) | |||
・最終的にどのような味や香りの清酒を目指すのか不明確である。アルコール生成能だけでなく、香味の特徴を目的とした再選抜を希望する。 | |||
・観光立県の石川として、地産日本酒の開発は特に重要と思われる。特徴付けを先ず進められたい。 | |||
・県内業界が一体となって取り組む体制作りを今の段階で進め、新幹線開業に合わせるべき。 ・凍結濃縮と組みあわせても面白い。 |
|||
・石川県産天然酵母を用いた新規清酒を、北陸新幹線開業に合わせた発売をめざしたタイミングの良いテーマである。 | |||
・県独自の天然酵母を用いて新規清酒を開発することは関連業界に重要であり、ぜひ実施すべきである。売れる商品を目指して調査等充分にしてから開発されることを希望します。 | |||
・清酒の多品種化が進むなかでふさわしい研究である。 ・従来から清酒関連の研究を行っているので、目標達成は可能である ・販売時の物語性があって良い。 ・差別化の対象として、低アルコール酒、ほとんど香りの無い酒、特徴的な香味酒なども含めて頂きたい。 ・石川県酒造組合のためにも、優良酵母をみつけて下さい。 |