平成24年度研究外部評価(事前評価)
整理番号 | テ ー マ 名 | 評価点 | 総合評価 |
12−P2 | 連続・不連続繊維複合化による熱可塑性CFRPの研究開発 | 16.8 | B |
研究期間 | 平成25年度〜平成26年度(2ヵ年) | ||
研究概要 | 材料強度を向上させるために、プレス成形でリブ等が成形できるように、連続・不連続繊維を組み合わせて賦形性を向上させた熱可塑性CFRPプリプレグシートを開発する。 | ||
外部評価委員のコメント |
|||
・石川県の基幹産業である、繊維・機械製造メーカの大きな産学官連携によるプロジェクト事業であり、積極的に拠点化を目指すこと。 | |||
・実用化をめざしてほしい。 ・経済効果、環境問題、価格等を考えた上、新分野へニーズを追求しつづけてほしい。 |
|||
・開発ターゲットの明確化が必要では。外装部品で想定される耐熱性及び求められるスペックが不明確です。鉄と同等でよいなら鉄が安いです。 ・電気自動車の話がありましたが、広く実用化になるまでのスケジュールの明確化と、ニーズ、社会の変化に応じて変更することも必要です。 |
|||
・発展性が高い分野と見込まれます。 ・知財権の管理・確保に注力が必要と考えます。中国などの新興国のスピードを意識して頂きたい。 |
|||
・連続炭素繊維と不連続炭素繊維を複合化し、目標を目指す事になるが、その複合化をどのようにやるのか、その技術の確立を目指していただきたい。 | |||
・今回研究テーマとしては提案している技術は、すでによく知られた技術の応用、組み合わせであるため、比較的容易に目標とする成果が得られるものと思う。 ・研究内容については既存技術の応用が主体のため、さらに一段のブレークスルーを期待したい。 |
|||
・CFRPの展開はまだまだ進むと思われる。日本でも各地で、また、海外での研究開発は大きく進んでいる。この中にあって、石川で行うべき分野のターゲットをもう少し絞るべき。石川県がすでに先行している技術を伸ばすことを第一に考えて欲しい。すでに遅れをとっている部分もある。 |