平成23年度研究外部評価(事前評価)
整理番号 | テ ー マ 名 | 評価点 | 総合評価 |
11−P1 | 除去しやすい中子を用いた複雑中空鋳物製造技術の開発 | 15.3 | B |
研究期間 | 平成24年度〜平成25年度(2ヵ年) | ||
研究概要 | アルミ合金鋳物の軽量化と高付加価値化のため、複雑形状中子における形状を維持する適度な耐熱性を持ちながら易崩壊性を有する中子製造技術を開発と製品適用のための鋳造技術を確立する。 | ||
外部評価委員のコメント |
|||
・アルミ鋳物に限定せず、県内鋳造業のレベルアップにつながるような鋳物の各要素に対する研究の実施が望まれる。 | |||
・中子除去に水を使用することの環境負荷側面の点を目標設定に盛り込んでほしい。 ・廃水処理が不要な中子砂のクリーン除去手法の提案が望まれる。 |
|||
・県内鋳造業の要望に応えられる研究としての成果を期待したい。 | |||
・単なる作業時間の短縮ではなく、鋳物製品の差別化を実現できるように具体的な技術目標を示してほしい。 | |||
・造型設備が現状よりコストアップにならないか。 ・研究の技術的特徴をもっと明確に示す必要がある。 |
|||
・現行の中子品質を維持しながら除去の容易さを実現するための効果が大きい手法について、もう少し整理しておく必要がある。 | |||
・対象とする鋳物製品の複雑度や薄肉を具体的数値で示すか、研究の中で明確にしていく必要がある。 | |||
・時間短縮ではなく、この技術でないとできないものを目指してほしい。 ・これまで実用例のない新しい技術ということなので、思いがけない発見があることを期待したい。 |
|||
・本技術により、複雑形状中空鋳物の実用化が期待できる。 | |||
・ニーズや目標達成時の成果の価値は高いと思われるが、解決手法が従来技術の組み合わせで達成の可能性が不明瞭。 ・研究遂行段階では、様々な要素技術が開発される可能性が期待できる計画である。 |